霊界でも「仕事」があるそうです。
霊界でも皆何らかの仕事をしているといいます。
地上と変わっているのは
霊界では自分の仕事を純粋な
「愛」でやっているところです。
例えば霊界にも大工さんがいて、大工さんの霊は家を建てる仕事をしているそうですが、それは自分が仕事をして家を建てることで人に喜ばれるのが嬉しいからその仕事をしているといいます。
霊界では人の役に立つことが最大の喜びであり、
霊はそうした純粋な「愛」で自分の仕事を喜んでしているわけです。
このように仕事とはそもそも「愛」でやるべきものだと思います。
純粋に「奉仕(サービス)」あるのみ。「利他愛」あるのみ。
が仕事の本質だと思います。
地上における仕事も霊界における仕事と同様に捉えたらいいのではないでしょうか。
「世界は誰かの仕事で出来ている」というコピーがありましたが、
これを「世界は誰かの愛(愛の仕事)で出来ている」と読み替えますと。
誰かの仕事の結果に満ち満ちている我々の日常は
実は誰かの「愛」に満ち満ちていることになると思います。
「愛」は神(大生命)の属性ですので
ここで言う「誰か」とは「大生命」のことであり
我々は「大生命の愛で出来ている世界」に生きているわけです。
「誰かの仕事」に意識を向けることで「大生命」の愛を実感することが出来ると思います。
そういう気持ちで普段の(職業や諸々の)「仕事」を捉えたら良いと思います。
「仕事をするのはお金を稼いで生活する為だ。」
と思っている人も多いかもしれませんが、
残念ながらそういう人はそういう世界に住むだけのことです。
地上にいながら地上に住んでいる「地上の住人」です。
人はその人の心の世界に住むものです。
一方で地上も一種の霊界と捉えて、
「誰かの仕事」から「愛」を感じて
また自らも「愛」で仕事をするなら、
あるいは日常の森羅万象に「大生命」の愛を見出し感謝しながら生きるなら、
その人は地上にいながら地上を一種の霊界として生きる「地上の霊界人」です。
「地上を旅する者であれ。地上の住人になるなかれ」
とはイエスの言葉です。
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