その身体があなたではありません。あなたは本来、永遠の霊的存在なのです。(中略)
鏡に映るあなたは本当のあなたではありません。真のあなたの外形を見ているに過ぎません。身体が人間がまとう衣服であり、物質の世界で自分を表現するための道具に過ぎません。
その身体はあなたではありません。あなたは永遠の霊的存在であり、全宇宙を支えている生命力、全天体を創造し、潮の干満を支配し、四季の永遠のめぐりを規制し、全生命の生長と進化を統制し、太陽を輝かせ星をきらめかせている大霊の一部なのです。
その大霊と同じ神性をあなたも宿しているという意味において、あなたも神なのです。本質において同じなのです。
程度において異なるのみで、基本的には同じなのです。それはあらゆる物的概念を超越した存在です。すべての物的限界を超えております。あなた方の想像されるいかなるものよりも偉大なる存在です。
シルバーバーチの霊訓5(潮文社P35~36)
シルバーバーチの霊訓〈5〉
ほとんどの人は自分の身体が自分であると思っていると思います。
肉体が自分の意識の本源であると。
でもこれが完全な錯覚でして、身体が自分なのではなく「生命」が自分なわけです。
「生命」とは「霊」であり、別の言い方をすれば「神(大霊)」です。
そして「神」とは何かというと何もかもなわけです。
見えるものも見えないものも、この世だろうがあの世だろうが「神」以外の何ものもなし。と言いますか。
「神」しか存在していないわけですから
もっと自分に自信を持ってもらいたいですね。
よく「人間だから仕方がない…。」とか「私だって人間ですし…。」という言い方がありますが
「人間」ってそもそも何なんでしょうか。
「人間」とは「神」のことではないのですかと言いたくなります。
自分のことを「人間」だと思っていてはいけません。
本当に自分のことを「人間」だと思っていると
自分は「人間」であるという意識に束縛されてしまって
その人の本当の姿である「神」に制限をかけてしまう。
「神」に制限を加えてしまうとどうなるかというと苦しみがやってきます。
本来「神」であるところのものを「人間」という肉体の牢獄に閉じ込めてしまうからです。
自分を「人間」であると思うことは「神」に対する不敬であると言ってもいいくらいです。
一体何が存在していると思っているのですか?と言いたくなります。
「人間」が存在しているだって?
冗談ではない!
「人間」なんて人類史上(?)一度たりとも存在した試しはありません。
そうです。そうなんです。
最初(?)から最後(?)まで「神」しか存在しないのです。
昔、ジョジョの奇妙な冒険という漫画に
「ジョジョー!俺は人間を辞めるぞおおお!」という有名なセリフがありましたが
「人間」なんてなるべく早く辞めてしまった方がいいと思います。
そもそも人間(?)は「神」なわけですから、
わざわざ「人間」などという肉体の牢獄に閉じ込められた死刑囚みたいなものになる必要はないのです。
人間(?)の本当の姿である「神」は無限の叡智であり、無限の生命であり、無限の愛そのものです。
「私だって「神」なのだから何でもできる!」
「私は「神」だから不可能はない!」
「恐れはない!不安はない!なぜなら私だって「神」なのだから!」
と自信を持って言えばよいのです!
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