妄想と独り言が止まらない。肉体的な痛みに類似する胸の苦しみに悶絶する。僕のスピ体験5

(支離滅裂な行動をしていた頃)

自分の行動がとんでもないものであったとしても

何とかしなければといたたまれない気持ちでハラハラとして、

思い立ったらとにかく行動せずにはいられないのです。

「ハラハラしてやってしまう」という表現が最も合っていると思います。

当時は妄想や独り言が止まらないという状態でした。

妄想のしすぎで頭がパンパンになっていました。

一つの出来事にたくさんの解釈が入り交じって感覚され、

その出来事が何を意味するのかを考えては

また頭がパンパンになってどんどん訳が解らなくなるという

ような状態になることもありました。

例えば誰かが「100円と50円なら100円のほうが高いですね。」

と言ったとすると、こちらは

「アベコベの意味で解釈するのが正しい意味なんだ。」

と思うわけです。

つまり本当は「100円よりも50円のほうが高いですね。」が正しい意味なんだ。と思うわけです。

「見えない何か」が僕の周りの人を使って言葉(セリフ)の裏に

こちらに伝えたい暗号の意味を持たせているのだ、

と思ってその意味を探ろうとしていました。

しかしいくら考えても解釈が複雑になるだけで

結局訳が解らなくなり頭を抱えて悶絶するということもありました。

また一方で、時にものすごく胸が苦しくなることもありました。

「この世にこんな苦しみがあるのか」と思うほどの胸の苦しみです。

とにかく胸が苦しいのです。

肉体の胸が痛んでいるというより

何か解らないけど「胸の奥にある何か」が

万力のような凄まじい力で締め付けられるように苦しいのです。

その時の気分は巨大な暗黒の中で悶え苦しむような最悪の気分です。

床に這いつくばって、文字通り「のたうち回って悶え苦しむ」こともありました。

そのうち苦しみがやってくる時の対処法もあることに気付きました。

苦しみのあまり「のたうち回る」と余計に苦しくなるのです。

こういう場合はいたずらに抵抗せず、貝のように身を潜め、

じっと苦しみが通りすぎるのを待つとよいと気付きました。

本当に苦しい時は文字通り歯を食いしばってひたすら耐えるしかありません。

こうすることで苦しみは拡散することなく、最小限で止めることが出来るように思いました。

また大きな恐怖心でブルブル震えることもありました。

何か解らないけど「とにかく怖い」のです。

巨大な「見えない何か」が凄まじい怒りで僕を監視しているように思えるのでした。

怖くて怖くてたまらず、何とかしなければと焦るのですが

どうする事も出来ず、自分のこれまでの人生を後悔しては「独り言」を言うのでした。

妄想が止まらないのと同時に「独り言」も止まらない状態でした。

一日中ぶっ通しで独り言を言い続けているような状態で

喉がガラガラになるまで独り言を言ってはクタクタになるのでした。

こんな日常を送っている時に、ついに憑依霊が出てくる(僕の身体を乗っ取ってコントロールする)事件が起こったのでした。

(つづく)

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