憑依霊による身体の乗っ取り事件が起こるまでの経緯。奇行の数々。僕のスピ体験3

憑依霊による身体の乗っ取り事件が起こるまでの経緯や背景)

僕は「ぽん竜太」という漫画家で、その当時週刊連載が打ち切りになって精神的に落ち込んでいた時期でした。

漫画を描こうという気力が湧かず、実家でブラブラしながら悶々とした日々をすごしていました。

当時、僕は統合失調症に苦しんでいました。

統合失調症というのは妄想や幻覚に悩まされる精神病の一種です。

気分は重く沈んだまま心が締め付けられるように苦しく

奇妙な妄想が常時起こっている状態でした。

僕の身の回りで「何か」が存在していているように感じられて仕方がありません。

森羅万象全てに影響を持つ「何か巨大な意識」、

あるいは得体の知れない「何か巨大な権力」のようなものが存在しているのです。

その「何か」がシナリオのような計画を企て、

何者かがそのシナリオ通りに演出し、

こっそりと僕を監視して何かを仕掛けようとしている。。。

という妄想に苦しんでいました。

自分の中では目に見えない何者かが自分に対して「何かをしている」

という気が明らかにするのですが、現実的に考えるとあり得ないことばかりです。

「そんなことあり得ない…。」と時々我に返ることもあるのですが

気になって気になって仕方がないので

「気のせいだから気にしない」ということは出来ない状態でした。

テレビやラジオをつけて適当にチャンネルを合わせると

ピタリのタイミングで番組の中で話している出演者が

僕に語りかけているような気がしたりしました。

そうした現象は新聞や雑誌でも起こりました。

適当に開いたページの文章がポンと僕の心の中に飛び込んできて

心に引っかかって仕方がないのです。

「こっちに来い」

と言われているように感じます。

僕を試しているような、呼んでいるような。。。

偶然のようで偶然でない、という感じで

何者かが何かを仕組んで演出しているとしか思えませんでした。

(※これはシンクロシニティ(意味のある偶然の一致)と呼ばれるスピリチュアルな現象であることは後に解りました。)

そして何者かが僕の一挙手一投足を監視していてシナリオを作り何かを語ろうとしている…。。。

という印象が残るのでした。

こうした「解らない」苦しみを何とか解決しようと

僕は奇行に及ぶようになりました。

テレビ局やラジオ局・出版社等のメディアのそれぞれの番組に手紙を出しました。

「あなた方は僕のことを知っていて逐一僕を監視して何かをしていますね。

何をしているのか教えてください。僕が悪いことは謝ります。

謝りますからどうか教えてください。ぼくは逃げも隠れもしません。

僕はここにいます。」

そんな内容の手紙を30通くらいは出したと思います。

「謝ります」というのは僕が恥ずべき悪いことをしたから

放送局の人が怒ってそんなことをしているという思いこみに囚われていたからです。

僕は手紙を出した当初は必ず返事が来ると自信満々でした。

これで解らない苦しみから解放されるぞ。と思って気分がハイになることもありました。

何故か「ようし。これで6億円はもらえるだろう。」と思っていました。

「なんで6億円やねん!」とツッコミを入れたくなりますが、当時は真剣にそう思っていました。

しかし待てど暮らせど返事は一向に来ないのでした。

僕は落胆すると同時に、

「メディアの連中は本当は本当のことを知っているくせに、わざと教えようとしていないのだ。」

と思いこんで恥をかいてしまったことに憤慨してますます苦しくなりました。

放送局の人も突然わけのわからない手紙を受け取って困惑しただろうと

今では申し訳なく思っています。

この他にも「解らない」苦しみを何とかしようとして色んな奇行に及びました。

(つづく)

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