憑依霊の感情に身を委ねる。女性的な仕草。父を自分の夫と思って助けを求めてすがろうとする。僕のスピ体験7

(憑依が強まり、手が勝手に床をガリガリと指で引っかくように動き続ける)

時間にして5~10分ほどトイレの前の床でガリガリやっていたと思います。

異変に気付いた姉が側に来て

何やら騒いでいたように思います。

目隠しをして周りが見えない僕は自分の今(その時)の醜く取り乱している姿を

姉が勝手にビデオカメラで撮っているように思い込みました。

「許せない!」「こちらにかまうな!」

凄まじい怒りの感情が湧いてきました。

しばらく周りを威嚇するように怒っていたかと思うと、

今度は一転して「ザマをみろ!」というような嘲笑の感情に囚われました。

何故笑っているのかがよく解りませんが

本当に「可笑しい」感情が伴った笑いです。

可笑しくて可笑しくてたまらないというように

腹の底から爆笑するのでした。

そうかと思うと次の瞬間には悲しみがやってきて泣き叫びます。

また次には怒りで身を震わせて周りを威嚇します。

泣いて怒って笑うというパターンを繰り返しました。

ただ悲しむにしても怒るにしても笑うにしても、

普通は悲しむ理由、怒る理由、笑う理由があるはずですが

理由がよく解りませんでした。

ただただ「悲しみの感情」「怒りの感情」「笑いの感情」だけがあるのです。

この光景を外部から見たら精神に異常をきたしているように見えたと思います。

後で霊的なことを学んで解ったことですが、

この時は複数の憑依霊が入れ替わり立ち替わり僕の身体に

現れていたのかも知れません。

憑依霊は複数いたと思われますが、

メインの憑依霊(悲しみの感情の持ち主)は女性のように思われました。

僕の仕草や反応はすっかり「女性的」なものになっていました。

姉と母はその時の僕の状態を急性アルコール中毒でそうなったと思ったようです。

酔いをさますために大量に水を飲みました。

水を飲んでいる最中も、泣いて怒って笑う、を繰り返していました。

そのうち僕の急変を聞きつけて父が帰ってきてくれました。

そして僕の手を握り背中をさすってくれました。

母や姉が介抱してくれたときは、

むしろ「触るな!」と反発し、拒絶するような態度をとっていた僕(憑依霊)でしたが、

父が来てくれた時は反応が違いました。

父のことを自分の「夫」が来てくれたかのように感覚していたように思います。

父の手を強く握り「助けて」と言わんばかりにすがろうとするのでした。

父は僕の名前を呼びながらずっと背中をさすってくれました。

僕はしばらく父の手を強く握って泣いていましたが、

そうしているうちに癒されたような気持ちになりました。

おそらくそれと同時に憑依霊も癒されたのだろうと思います。

それまで感じていた胸の苦しみが

スーっとましになったような気がします。

酔いはややましになり、少し「僕の正気」が戻ってきたように思います。

僕は自分の身に起こっていることが霊現象であることに気付いていたので

霊に対して何か効果があるかもと思って、その時の少し前に覚えた「般若心経」を唱えました。

後の話ですが姉と母はこの時僕がいきなり般若心経を唱えだしたのでびっくりしたそうです。

 

(つづく)

 

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